pepe’s memo

ブログに書くほどでもない細々としたものを書き留めていきます。

「新絶景!静岡県民フォトコンテスト」なるコンテストの応募規約が酷すぎる件

著作者の権利をすべて放棄することが必須規約

静岡県が主催する「新絶景!静岡県民フォトコンテスト」なる写真コンテストの応募規約が酷すぎると話題になっています。

応募写真の著作権は主催者に帰属するとしたうえで、主催者は応募作品を無償で使用できる、メディアや旅行会社等へ提供できる、画像の加工を行うことができる、使用期限は無制限とする・・・といった具合に、主催者に都合が良すぎる規約になっていて、作者の権利を全否定する内容になっています。

以下に、応募規約のなかの著作権の部分のスクリーンショットを掲載します。

shizuoka-shinzekkei.com

【参考】写真コンテストにおける一般的(常識的)な著作権

一般社団法人 日本写真著作権協会では「フォトコンテスト主催者の皆様へ」と題した応募要項例を提案しており、その中に応募作品の著作権についての記載があります。以下はそのスクリーンショットです。

jpca.gr.jp

今回の静岡県主催のフォトコンテストの応募規約は、一般社団法人 日本写真著作権協会が提案する内容とは真逆のものになっています。